夏のおしゃれ注意報!アクセサリー・化粧品に潜む“金属アレルギー”|金属アレルギー専門サイト|東京銀座・大阪住之江の歯医者 医療法人福涛会

大阪・銀座の
歯科医院

大阪院

東京院

予約制

ブログ BLOG

夏のおしゃれ注意報!アクセサリー・化粧品に潜む“金属アレルギー”

夏は汗をかきやすく、肌に直接触れるアクセサリーや化粧品を使う機会も多くなります。
でも、こうした身近なアイテムに含まれる金属が、知らないうちにかゆみや赤みなどのアレルギーを起こすことがあります。



アクセサリーによる金属アレルギー

特に多いのは、ネックレスやピアス、指輪などのアクセサリーです。
・ピアスの穴が赤く腫れる
・指輪の内側だけ皮膚がかぶれる
・ネックレスのチェーンに沿って首がかゆくなる
このような経験はありませんか?

原因として多いのは「ニッケル」「コバルト」「クロム」といった金属です。これらは安価なアクセサリーやメッキ加工に使われることが多く、汗や皮脂と反応して金属イオンが溶け出し、皮膚に炎症を起こします。特に夏場は汗で溶け出しやすいため、症状が出やすくなります。



化粧品に含まれる金属

意外かもしれませんが、日焼け止めやファンデーション、アイシャドウ、口紅などの化粧品にも、酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄といった金属が含まれています。
これらは安全性が高いとされていますが、敏感肌の方やアレルギー体質の方では、赤み・かゆみ・かぶれといった症状が出ることもあります。顔や首など皮膚の薄い部分に毎日使うので、違和感を覚えたら注意が必要です。

じゃあ、どんなものを選べばいいの?

「原因はわかったけれど、何を使えば安心なの?」と思う方も多いでしょう。

アクセサリーでは

  • チタン製や純度の高いゴールド・プラチナ製を選ぶ

  • 樹脂やシリコン素材のピアスやネックレスもおすすめ

  • 長時間つけっぱなしにせず、汗をかいたら外して清潔にする

化粧品では

  • ノンメタル」「低刺激」と表示のある商品を選ぶ

  • パッチテスト(腕の内側などに少量つけて様子を見る)を行う

  • 成分表に「酸化チタン」「酸化亜鉛」「酸化鉄」などがある場合、肌に合うか確認する

そしてお口の中では

  • 銀歯や金属の詰め物を避け、セラミックやジルコニアなどのメタルフリー素材を選ぶことが最も安心です。

お口の中の金属にも注意

実は、口の中の金属も皮膚と同じようにアレルギーの原因になります。
歯科治療で使われてきた金属(銀歯やかぶせ物、入れ歯の金具など)から金属イオンが溶け出し、全身に症状を引き起こすことがあります。

皮膚科で「原因不明の湿疹」と診断された方が、歯科で金属を外してセラミックに替えたところ、改善するケースもあります。


当院でできること

医療法人福涛会では、金属を使わない「メタルフリー治療」を行っています。
セラミックやジルコニアなど、アレルギーの原因になりにくい素材を選ぶことで、口の中から全身の健康を守ることができます。


✅ 今日からできるセルフチェック

  • アクセサリーを外した部分が赤くなっていないか?

  • 化粧品を使ったあと、かゆみや湿疹が出ていないか?

  • 口内炎や舌のひりつき、繰り返す皮膚トラブルはないか?

  • 銀歯や金属のかぶせ物が気になっていないか?

もし一つでも気になることがあれば、早めにご相談ください。
夏のおしゃれや紫外線対策を楽しむためにも、「身につけるものの金属」に目を向けることが大切です。

平澤歯科医院へのお問い合わせ・ご予約は「こちら」または👇以下の画像をタップ・クリックしてお進みください。

予約・お問い合わせ