おはようございます!
水曜日の朝9時になりました。
医療法人福涛会、ブログ担当むしゃこです。
4月ももう後半。
今週末からGW(ゴールデンウィーク)。
今年も1/3が過ぎようとしていますね。
本当に早い!
さて、本日は、医療法人福涛会 理事長であり、
歯科医師の平澤裕之に聞く「本当に身体の事を考えた治療とは?」
「金属を使わない、メタルフリー治療・ノンメタル治療とは?」
について伺うシリーズ第3回目!
をお届けします。
歯科金属とは一体どんな物?
歯科用銀歯と言われているものの殆どが、金銀パラジウム合金であり、いろんな金属を混ぜた合金です。
Au (金)12% Ag(銀) 50% Pd (パラジウム)25% Cu (銅)12% その他 Zn(亜鉛)Ir(イリジュウム)Sn(スズ)In(インジウム)などです。
歯科的先進国のドイツやスウェーデンでは、「妊婦と幼児には銅を含むパラジウム合金を使用してはならない。また、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」というしっかりとした方針を打ち出しました。
リンパ球幼若化テスト金属アレルギー検査では、約半数以上の陽性反応が出るようです。
相変わらず60年前からの金銀パラジウム合金を使っている日本は、歯科的後進国と言わざるを得ないでしょう。
免疫反応は、有害な病原体(感染物質)や化学物質(汚染物質)を排除するものなのですが、その反応が異常に過度(過敏)になり、皮膚や粘膜等に色々な多くの種類に及ぶ組織の傷害・疾患を引き起こす事を[アレルギー]と診断します。
歯科治療で使用される金属材料に反応する体質の方のアレルギー性接触皮膚炎が問題となっています。
*アレルギー性接触皮膚炎とは、何らかの物質が皮膚に触れることによって、それが刺激になったり、アレルギー反応になって、かゆみを伴う湿疹やかぶれのことを言います。
この分野は専門医も少なく、アレルギーの知識を理解し、好転に導ける歯科医を増やして行く必要性があり、課題は山積しています。