近年、金属アレルギーやアトピー(アレルギー性皮膚炎)の患者さんは、年々増加傾向にあります。
意外と知られていませんが、歯の詰め物の金属や歯の治療に使われる歯科材料が原因となってアレルギーを発症している場合があります。
ただし、単に金属を外せば問題が解決されるかというと、そうではありません。長年詰めていた歯の金属が口の中で溶けだして粘膜から吸収され、皮膚や内臓に蓄積して健康に多大な影響を与えます。それらの毒素を身体から排出しなければなりません。
当院の金属アレルギー治療によって、今まで色々な治療を試しても治らなかったアレルギーの患者さんが、歯の金属を除去し、バイオレゾナンスセラピーや漢方などの適切な処置によって、身体の免疫力が上がり、劇的に改善された方が実際に多くいらっしゃいます。
金属アレルギー治療の流れ
1.診断と測定
・一般的な歯科検査の他に、バイオレゾナンスを用い、歯の金属や歯科材料が全身に及ぼしている影響(滞り)を丁寧に測定して診断します。
患者様には、ソファーに座っていただくだけで測定できます。
(詳しくは「バイオレゾナンスセラピー」をご参照ください。)・金属の歯に溜まっている電気の量(帯電量)を測定します。
(詳しくは「歯科金属のガルバニー電流の測定」をご参照ください。)
2.金属除去
・少しでも早く患者様の健康を回復させる為に、帯電量の多い歯の金属から優先的に取り除きます。・噛み合わせにも考慮しながら、一日でも早く患者様の身体から金属を除去する様に配慮します。
3.身体に優しい歯の詰め物やクラウン・インプラント・歯科材料を使用
・当院では、普通のセラミックでは含まれている微細な金属や化学物質まで丁寧に取り除いた最高品質のセラミック(レゾナンスドセラミック)を独自で開発して使用しています。
(詳しくは「からだに優しいセラミック」「ノンメタル治療」をご参照ください。)
レゾナンスドセラミックは最も天然歯に近く、化学物質の周波数も除去していますので、自己免疫力も回復してきます。インプラントはスイス製のジルコニアインプラントで、当然金属は使いません。(詳しくは「ジルコニアインプラント」をご参照ください。)歯科材料は、バイオレゾナンスを用い、患者様に最も適切な歯科材料を見極め、使用します。
4.バイオレゾナンスセラピーと漢方薬で口腔と身体を治療します
・今までダメージを受けていた口腔内の粘膜や皮膚、細胞の修復を行います。・長年にわたって身体に蓄積された金属や環境ホルモンをバイオレゾナンスセラピーと漢方薬で解毒(デトックス)します。
(詳しくは「バイオレゾナンスセラピー」をご参照ください。)
口腔内の金属について
口腔内の金属は老化に深くかかわっています。特にアマルガムという歯科用金属は水銀や銀、スズを含んでいます。水銀やスズは重金属と呼ばれ、神経毒性が強く、不眠、イライラ、頭痛、肩こり、めまい、金属アレルギーなど、さまざまな原因不明の不調を引き起こします。
重金属が、内臓への蓄積やホルモンバランスの乱れを起こすことによって、免疫力の低下が起こります。歯の金属を外したことにより、免疫が正常に働きだして、リウマチなどの膠原病(自分の体を免疫細胞が攻撃する自己免疫疾患)が治った方もたくさんおられます。
また、溶け出した重金属は皮膚の真皮層に蓄積し、肌の老化を進めてしまいます。さらに、体に蓄積された重金属は活性酸素をどんどんと発生させ、確実に細胞にダメージを与え、細胞の老化を早めます。また活性酸素によりDNAが傷つけられると、それががんの原因にもなります。
歯科材料の化学物質について
「ノンメタル」と称して金属を外す治療をしている歯科医院は、インターネットで検索してもいくつか見受けられますが、金属を外せばそれで健康が手に入るかというと、そういうわけではありません。化学物質の問題があるのです。
保険適用材料には、ほぼ高い確率で問題となる化学物質が入っています。
例えば、環境ホルモン物質(内分泌撹乱物質)として、ビスフェノールAとノニルフェノールがあります。一般的な「ノンメタル治療」においても歯科金属を外した後に装着されるセラミックやレジン(プラスチック)の中にもその危険性が潜んでいます。
当院のセラミックは、歯科技工士とバイオレゾナンス医学会との試行錯誤を繰り返すことによって、これら(内分泌撹乱物質)の周波数の共鳴さえも認められないレベルのセラミック(レゾナンスドセラミック)を作り上げることができました。
これはおそらく世界的に見ても現段階での最高に安全性の高いセラミックといえます。
バイオレゾナンスの観点から見た歯科金属
バイオレゾナンス的データから診ますと、保険の金属であるパラジウムは「44.00」という周波数、アマルガムは「44.23」の周波数を持っています。この「44.00」という周波数はどういうことかというと、心臓の冠状血管の病気の周波数「44.00」と一致しています。
つまり、「44.00」の周波数をもつパラジウムが口の中にあるということは、心臓の冠状血管の病気が共鳴して顕れてくる可能性があるということです。さらに周波数の波形のピークが「44.00」ということから考えれば、プラスマイナス1前後も影響を及ぼす可能性があります。
ちなみに、‐1の「43.00」の周波数は、狭心症・心筋梗塞・右心室のコントロール・心不全・腎臓結石・落ち着きのなさ・ストレスが顕れる可能性があります。また、+1の「45.00」の周波数は、血液の希薄化・血栓症・脚の水腫・歩行障害・慢性の脱毛症・毛根へのダメージ・筋萎縮・筋肉組織への負担・根チャクラ(エネルギーを体内に取り入れる基本的な場所)のダメージ・運動中枢への障害などに何らかの影響が考えられます。
さらにアマルガムに含まれる水銀は「94.25」の周波数を持っています。この「94.25」の-1の「93」の周波数には、自律神経失調症・骨髄機能不全・精神分裂・切歯炎・毛髪の色喪失・顎の炎症・傷の治りの悪さが顕れる可能性があります。
一方の+1の「94」の周波数には、腰部リュウマチ・静脈・動脈・膀胱の腫瘍・赤血球過少・視神経の刺激性炎症が顕れる可能性があります。このうち特に、「94.00」の静脈と「94.50」の動脈のちょうど中間が「94.25」の水銀の周波数に当たることから、水銀が血管系にいかに悪影響を与えやすいかがお分かりになるでしょう。