【2024年最新】メタルフリー治療・ノンメタル治療とは?
医療法人福涛会のノンメタル治療・メタルフリー治療は、体調不良や金属アレルギーの原因となり得る歯科金属・銀歯を使わずに、からだに優しいセラミックを使う治療方法です。金属アレルギーなどの、身体の不調を起こす原因と口腔と全身の健康を取り戻すためにノンメタル治療・メタルフリー治療に取り組んでいます。
メタルフリー治療・ノンメタル治療とは、お口の中の銀歯除去を行い、セラミック素材で修復する治療です。2024年現在は、条件を満たせば保険適応で白い歯を入れる事もできるようになってきましたが、からだに優しいセラミック素材を使用すると、口腔内が快適になり全身の健康を保てます。セラミック素材は、CADCAM冠(きゃどかむかん)などの保険適応のプラスチックの白い歯と比べて、身体への親和性は、はるかに高いというメリットがあります。
口腔内の金属の影響と治療について
金属の被せ物や詰め物、いわゆる銀歯の一部には、金銀パラジウム合金・アマルガムなどを使っているものがあります。銀歯は長期間口腔内に入っていると、唾液によって金属イオンが溶け出して体内に蓄積されます。体内に金属イオンが入ると免疫機能がそれを異物と見なして、口内炎や歯肉炎、舌炎、歯肉の黒ずみ、皮膚の湿疹と言った金属アレルギー症状を引き起こします。
アマルガム
アマルガムは詰め物に使われている金属で、成分の50%が水銀です。唾液によって腐食したり、食べ物を食べた時の摩擦熱で蒸気を発生したりするともいわれています。溶け出した水銀が唾液と一緒に体内に入ると、肝臓や腎臓などに蓄積されて内臓疾患を引き起こします。また、胎児にも影響を与えるといわれ、スウェーデンやイギリスではアマルガムの使用を禁止するといった警告が出ています。
口腔内で発生する電流による悪影響
金属の被せ物でアルミホイルを噛むと、ピリッとしたりキーンといった刺激を感じることがあります。これは金属同士がぶつかり合った時に発生する微弱電流でガルバニー電流・ガルバニック電流といいます。口腔内には唾液があるので金属があると電気を通しやすくなり、ガルバニー電流が発生しやすくなります。
ガルバニー電流は微弱電流ですが、口腔内で発生すると脳が混乱して、頭痛、疲れ、不眠、イライラなどの、神経症状を引き起こします。こうした症状は金属を取り外してセラミックの被せ物に変えることで改善されます。
*ガルバニー電流の測定についてはこちら
*金属アレルギーについてはこちら
金属を外すと身体のいろいろなところが治っていく
手足の湿疹やアトピー性皮膚炎などは、口腔内の金属が引き起こしているといわれています。事実、皮膚科や内科の治療を受けても治らず悩んでいた方が、当法人のノンメタル治療・メタルフリー治療を受けて症状が改善した方が大勢いらっしゃいます。口腔内の金属を外すと金属アレルギーはもちろん、次のような症状が改善します。
アレルギー | 金属アレルギー、手足の湿疹、アトピー性皮膚炎 |
---|---|
口腔内 | 歯ぐきの黒ずみ |
不定愁訴 | めまい、耳鳴り、不眠症、イライラ |
全身の不調 | 頭痛、鼻づまり、目の痛み、足の痛み、首筋のこり、冷え性 |
関節などの痛み | 腰痛、ひざ痛、背中の痛み、股関節痛、肩こり |
免疫疾患 | 免疫疾患 |
免疫力がアップしてアンチエイジング効果が!
溶け出した金属が体内に蓄積されると血液が酸化して細胞の老化が早まります。またホルモンバランスが乱れて免疫力の低下を招きます。金属を外すとホルモンバランスが整い免疫機能が正常に戻ります。それによりリウマチや膠原病など免疫疾患の症状が軽くなった方もいらっしゃいました。また細胞が活性化するので、アンチエイジング効果が期待できます。
メタルフリー治療のメリットとデメリット
<メタルフリー治療のメリット>
1.身体に優しいセラミック・レゾナンスドセラミック
金属の被せ物や詰め物をセラミックに再修復することで様々な歯科金属の影響から身体を守ります。当院オリジナルのレゾナンスドセラミックは、他にも様々な利点があります。
2.アンチエイジング
天然歯に近い素材を使うので、身体への負担を最小限にし、健康的な口元を取り戻すことが出来ます。
また、審美的にも優れ、若さを保つことが出来ます。
3.金属アレルギーの予防・治療
アトピーの方の中には歯科金属が原因で発症している場合もあります。最近では、歯科金属などの健康への影響が問題になってきていることから、症状がない方でもレゾナンスドセラミックで再修復することにより、金属アレルギーの予防につながります。
4.ガルバニー電流のゼロ化・電磁波予防
口の中のガルバニー電流の発生は、唾液の影響で一種類の歯科金属・銀歯でも起こります。また、多くの電化製品に囲まれた現代の生活では、歯の金属は電磁波のアンテナの役目となり、口の中の金属に電気が溜まります。メタルフリー治療はそれらのリスクから身体を守ります。
<メタルフリー治療のデメリット>
セラミックによるメタルフリー治療は、保険が適応されず、自費治療になるため、その分費用がかかります。
*自費治療の白い歯と保険適応の白い歯の違いについてはこちらをご参照下さい。
メタルフリー治療の種類
1.インレー・クラウン・ブリッジ(レゾナンスドセラミック)
当法人のレゾナンスドセラミックは普通のセラミックでは含まれている微細な金属や化学物質まで丁寧に取り除いた最高品質のセラミックです。
2.ジルコニアインプラント・ノンメタルインプラント
当院ではスイス製のジルコニアインプラントを使用しています。金属アレルギーを持っている方にも安心して使っていただける最新のインプラントです。天然歯と同じような白さなので、審美的にも大変優れています。
3.ノンクラスプデンチャー・スマイルデンチャー・ノンメタル義歯
当法人の、金属を使わない入れ歯ノンクラスプデンチャー・スマイルデンチャーは、引っ掛ける部分やその他の部分にも金属を使いません。引っ掛ける部分は歯肉と同じ色なので違和感が軽減されます。ノンメタル素材ですので、金属アレルギーやガルバニー電流の発生の心配もなく、安心して使用していただけます。