金属アレルギーと脱毛症

はじめに

金属アレルギーと脱毛症日本テレビ系列の、世界仰天ニュース(2015年4月22日放送)で、金属アレルギーが脱毛の原因となることを放送していました。 ノンメタルの臨床の多い私としては、特に意外に感じませんでしたが、患者様からは多くの反響をいただきました。

放送では、歯科金属が溶け出し金属イオンと毛根のケラチンというたんぱく質が結合し、それを免疫細胞が異物とみなし攻撃。 つまり金属アレルギー反応を起こしたため、毛を作る組織が破壊され毛髪が抜けたのだと言います。

テレビに出ていた被験者は、なんと小学生の時に入れた歯の金属のニッケルが、成人になってからの急激な脱毛の原因と診断されていました。

アレルギーは花粉症と同じように、それまで何ともなかったのにある限界値を超えた時に急に症状が出るからです。もちろん、脱毛のすべての原因がアレルギーではありませんが、アレルギーの一つの恐さが伝わる話かと思います。

ドイツ振動医学から見た、金属と抜け毛・脱毛症の関係

金属と抜け毛・脱毛症の関係もう少し専門的に掘り下げて、歯科金属の装着による、抜け毛以外にも身体全体への影響について振動医学の立場から説明してみたいと思います。

振動医学のデータから診ると、保険適用金属であるパラジウムは44.00、アマルガムは44.23の周波数を持っています。

この44.00という周波数はどういうことかというと、心臓の冠状血管の病気の周波数44.00と一致しています。

つまり、44.00のパラジウムが口の中にあるということは、心臓の冠状血管の病気が共鳴して顕れてくる可能性があるということです。

さらに周波数の波形のピークが44.00ということから考えれば、プラスマイナス1前後も影響を及ぼす可能性があります。

ちなみにマイナス1の43.00の周波数は何かというと、右心室のコントロール、心不全、腎臓結石、落ち着きのなさ、狭心症、心筋梗塞、ストレスが顕れる可能性があります。

また、プラス1の45.00の周波数でいうと、今回のテレビに出ていた脱毛症や毛根へのダメージをはじめ、血液の希薄化、血栓症、脚の水腫、歩行障害、筋萎縮、筋肉組織への負担、根チャクラ(エネルギーを体内に取り入れる基本的な場所)のダメージ、運動中枢への障害などに何らかの影響が考えられます。

<参考 アマルガムに含まれる水銀について>
さらにアマルガムに含まれる水銀について言うと、水銀は94.25の周波数を持っています。

この94.25のプラスマイナス1もみていくと、マイナス1の93の周波数は、骨髄機能不全、精神分裂、切歯炎、毛髪の色喪失、顎の炎症、傷の治りの悪さ、自律神経失調症が顕れる可能性があります。

一方のプラス1の94の周波数は、腰部リュウマチ、静脈、動脈、膀胱の腫瘍、赤血球過少、視神経の刺激性炎症が顕れる可能性があります。

このうち特に、94.00の静脈と94.50の動脈のちょうど中間が94.25の水銀の周波数に当たることから、水銀が血管系にいかに悪影響を与えやすいかがお分かりになるでしょう。

さいごに

金属アレルギーと脱毛症以上のように、ただ単に口の中の金属を除去することは、審美的に良い状態にするだけではなく、身体への潜在的・顕在的なマイナスの影響を、共鳴させて顕在化させないことに繋がるのです。患者様からの声にもあるのですが、ノンメタル化をすることによって、肩こりや不整脈、耳鳴り、基礎体温の向上、花粉症などのアレルギーの改善、白板症の解消など、驚くような成果を報告いただいていますが、振動医学的観点から言えば、十分に考えられる成果であります。

今現在、症状が出ていない場合でも、せめてこれ以上は口の中の金属を増やさないという対処が必要であると思われます。本来、人は誰でも自然治癒力を持っています。それは、大自然が調和しているのと同じ位、自然の摂理なのです。その自然治癒力を取り戻すためにも、口の中の金属をゼロにすることをお奨めいたします。