からだに優しいメタルフリー入れ歯治療 ノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャー)

スマイルデンチャーとは

スマイルデンチャーとは

スマイルデンチャーとは、ノンクラスプデンチャーのひとつで、金属のバネの無い、金属を使わないからだにやさしい入れ歯です。歯を固定する装置と床の部分が同一素材で作ることができるため、シンプルで審美性に優れています。

従来のノンクラスプデンチャーの欠点

従来のノンクラスプデンチャーの欠点審美性にとても優れているノンクラスプデンチャーで、特に入れ歯と気づかれたくない患者様には人気で、多くのメーカーから色々な商品名で出されています。そのひとつが、医療法人福涛会で取り扱うスマイルデンチャーです。 しかし、その素材によっては次のような欠点がありました。

欠点1 吸水率が高く、臭いや汚れが付きやすい
素材としては大きく、ポリアミド系・ポリエチレンテレフタレート系・ポリカーボネート系の3つがありますが、特にポリアミド系の素材は吸水率が高く、臭いや汚れが付きやすい欠点があります。

欠点2 修理ができない
入れ歯の利点として、口腔内の状態変化などに応じて修理を加えて最適化が図れるといった利点がありますが、従来のノンクラスプデンチャーでは、修理が難しく、適合性が劣ってきたり、壊れたりした場合には作り直す必要がありました。

欠点3 金属のバネよりも耐久性に劣る
入れ歯を隣接する歯に引っ掛けるバネの部分は、強度的に最も気をつけなければならない部分ですが、金属からプラスチックに替えたことで、どうしても強度として従来の金属のバネよりも強度が劣ってしまう問題点がありました。

医療法人福涛会の取り扱うスマイルデンチャー「レイニング樹脂N」

上記のような問題点があったノンクラスプデンチャーですが、当法人では、色々な素材を検証してきた中で、ようやく納得のいく素材に辿りつくことができました。 それが、「レイニング樹脂N」によるスマイルデンチャーです。 先ほどの欠点との比較対象として利点で挙げてみます。

利点1 臭いや汚れが付きにくい
レイニング樹脂Nは、ポリアミド系の素材に比べて1/8ほどの低い吸水率で、汚れや臭いが付きにくく衛生的です。

利点2 耐久性に優れている
今までも「レイニング樹脂」はありましたが、従来のものに比べて、この「レイニング樹脂N」は耐久性が約2倍と飛躍的に向上しており、しっかりと噛めるスマイルデンチャーになりました。

利点3 修理が可能
ポリアミド系材料では修理が不可能でしたが、このレイニング樹脂Nで作成したスマイルデンチャーは、修理も可能となりました。

利点4 素材の安全性が高い医療法人福涛会のスマイルデンチャー「レイニング樹脂N」
医療現場でも、カテーテルやカプセル内視鏡のボディに使われるなど、生体適合性に優れており、非常に安全性の高い素材でもあります。また、生体に障害や有害な影響を引き起こす作用を持つ物質、環境ホルモン物質も含まれていません。

利点5 審美性に優れている医療法人福涛会のスマイルデンチャー「レイニング樹脂N」
レイニング樹脂Nは、二色成形が出来るため、右の写真のように従来のものよりもさらに審美性に優れたスマイルデンチャーを作成することが可能になりました。

つまり、従来のノンクラスプデンチャーに比べて、このレイニング樹脂Nによるスマイルデンチャーは、衛生性・耐久性・補修性・安全性・審美性に優れている入れ歯であると言えます。