水曜の朝9時です!
おはようございます!
医療法人福涛会ブログ担当のむしゃこです。
本日は、歯科金属の種類と金属アレルギーについて、教えて貰いました!
「歯科で使われる金属(メタル)」と聞くと、全部同じ!と思われがちですが、実際には多種多様な種類があります。
今回は、歯科で使用される金属の種類や、それに伴う金属アレルギーのリスクについてお伝えします。
■ 歯科で使われる金属の種類
歯科治療で使用される金属には、以下のようなものがあります。
- 金銀パラジウム合金
- 銀合金
- ゴールド(金)
- コバルトクロム合金
- チタン・チタン合金
- アマルガム
これらは、それぞれ成分や性質が異なり、適応症や用途もさまざまです。
■ 歯科金属に含まれる成分
歯科用金属には、以下のような主成分および微量元素が含まれています。
【主成分】金、銀、プラチナ、パラジウム
【微量添加金属】銅、亜鉛、鉄、インジウム、イリジウム、レニウム、ルテニウム、ガリウム、ゲルマニウム、アルミニウム など
これらの金属は、耐久性や加工のしやすさ、適合性を高める目的で配合されています。

■ 金属アレルギーのリスク
歯科金属の中には、以下のようなアレルゲンとなる金属が含まれている場合があります。
- コバルト
- スズ
- パラジウム
- インジウム
- イリジウム
- クロム
- ニッケル
- 水銀
これらの金属は、体内に取り込まれるとアレルギー反応を引き起こすことがあります。
■ 銀歯と金属アレルギー
銀歯に使用される金属は、金属イオンが溶出しやすい傾向があり、安全性が高いとはいえません。
この金属イオンが歯茎の血管から体内に入り、免疫細胞に“異物=抗原”とみなされることで、金属アレルギーの症状を引き起こすことがあります。
現在もなお、銀歯は保険診療で広く用いられており、多くの方の口腔内に存在しています。
それに対し、諸外国ではすでにメタルフリー治療が主流となりつつあります。
しかし日本では、ピアスやネックレスなどの金属アレルギーの認知度と比べると、口腔内の金属による影響については、まだ十分に知られていないのが現状で、遅れが見られます。
■ 患者様からの声
医療法人福涛会平澤歯科医院でメタルフリー治療を受けられた患者様からは、次のようなお声をいただいています。
「大阪でもメタルに関してしっかり考えて治療してくれる歯医者さんに出会えて、本当に良かったです。どれだけ調べてもなかなか見つからず、ようやく検索でヒットして通うことができました。」
こうしたお声をいただくたびに、発信の大切さを実感します。
口腔内の金属によって悩まれている方に、少しでも多く医療法人福涛会の存在を知っていただき、安心してご相談いただけるよう、今後も丁寧に情報をお届けしていきます。
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