おはようございます!
水曜日朝9時になりました。
医療法人福涛会のブログ担当むしゃこです。
世間はお盆休み期間中ですが、皆様はいかがお過ごしですか?
さて本日は、初心のお電話でもよくご相談のある、「歯がグラグラする気がする」という症状について、おなじみ医療法人福涛会 平澤歯科医院の歯科衛生士ちぃちゃんが教えてくれましたので、お伝えしますね!
ちぃちゃんは過去に「患者さんからグラグラした歯をどうしたら自分で治せますか?と質問されることがあるそうです。
ですので今回、歯がグラグラする原因と自分で治せるのかどうかについてお話ししてくれました。
歯がグラグラする主な原因
1. 歯周病
歯ぐきの炎症や歯を支える骨が溶けることで歯が揺れます。進行すると歯が抜けてしまうこともあります。
2. 外傷(ケガ)
転倒や事故などで歯に強い衝撃が加わるとグラつくことがあります。
3. 噛み合わせの不具合
特定の歯にだけ強い力がかかることで歯に負担がかかります。
4. 歯根破折
歯の根っこが折れてしまうことで歯が動きやすくなります。
5. 重度の虫歯
進行した虫歯で歯の根の先に膿がたまると、支える力が弱くなります。
6. 慢性疾患
糖尿病などがあると歯周病のリスクが高まり、歯が揺れやすくなります。
7. 加齢
年齢とともに骨や歯周組織が弱くなり、歯がグラグラすることがあります。
自分で治せるの?
結論からいうと、自分で治すことはできません。
歯がグラグラしている場合は、必ず歯科医院で原因を調べ、適切な治療を受ける必要があります。
ご自宅でできるサポート
正しい歯磨き
痛いからと磨かないのは逆効果です。揺らさないように優しく、しかししっかりと歯垢(プラーク)を取り除きましょう。
硬い・粘着性の高い食べ物を避ける
ナッツ類やおもちなど、歯を揺らすリスクがある食べ物は控えましょう。
痛み止めの服用
一時的に痛みが強い場合は痛み止めで対応するのもひとつの方法です。当院では漢方薬も数種類ご用意しています。
まとめ
歯周病は自然に治ることはありません。
放置すると症状は悪化しますので、「少し揺れるかな?」と思ったら早めの受診をおすすめします。