水曜の朝9時になりました!
おはようございます!
医療法人福涛会ブログ担当のむしゃこです。
皆さんは11月28日が、いい唾液の日だとご存知でしたでしょか?
11(いい)28(つば)の語呂合わせから、「いい唾液の日」とされているそうなのですが、医療法人福涛会平澤歯科医院のお馴染み、歯科衛生士のちぃちゃんから教えて貰い、最初は全くピンと来ませんでした 笑
本日は、これをきっかけに、唾液(だえき)の大切な役割について教えて貰いました!
唾液の働き
唾液には私たちの健康を守るためのさまざまな働きがあります。
➊自浄作用(じじょうさよう)
唾液は口の中の汚れを洗い流してくれます。
これにより、口腔内(こうくうない)の清潔が保たれます。
❷抗菌作用(こうきんさよう)
唾液にはバクテリアやウイルスなどの微生物に抵抗する成分が含まれています。
これにより感染を防ぎます。
❸石灰化効果(せっかいかこうか)
初期の虫歯が自然に治ることがあると聞いたことのある方もおられるでしょう。
これは唾液が歯の再石灰化(さいせっかいか)を助けているからです。
❹溶解作用(ようかいさよう)
唾液が食べ物を柔らかくして飲み込みやすくします。
➎消化作用(しょうかさよう)
唾液に含まれる酵素(こうそ)の一つ「アミラーゼ」が、デンプンを糖に分解して消化を助けます。
サラサラ唾液とネバネバ唾液
唾液には大きく分けて、以下の2種類があります。
・サラサラした唾液
リラックスしている時に出る唾液です。これは副交感神経(ふくこうかんしんけい)が優位になっている時に分泌されます。
・ネバネバした唾液
緊張やストレスを感じている時に出る唾液で、交感神経(こうかんしんけい)が優位になっている時に分泌されます。
唾液の分泌を促す方法
唾液の分泌量は個人差がありますが、以下の方法で唾液の分泌を促すことができます。
・こまめな水分補給
水分不足になると唾液の分泌が減りますので、意識的に水分を摂ることが大切です。
・よく噛む習慣
よく噛んで食べることで唾液の分泌が促されます。
・鼻呼吸を意識する
口呼吸を減らし、鼻呼吸を意識しましょう。
・唾液分泌ストレッチ
唾液腺(だえきせん)を刺激するストレッチを取り入れることで、分泌が促されます。
上の「口」ストレッチ その1
下の「口」ストレッチ その2
を参照して、日々行ってみてくださいね。
唾液は「健口(けんこう)」な生活の基盤です。
日常生活の中で、唾液を意識してみることが健康への第一歩です。
「いい唾液の日」を機会に、ご自身の唾液の大切さを見直してみてくださいね。