※ 先日一部誤った情報を掲載していました。お詫びいたします。
現在はその部分を削除して再掲載しています。
先日再び、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が出されました。
・令和3年1月8日~2月7日:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
・令和3年1月14日~2月7日:栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県
そんな新型コロナウイルス(COVID-19 )感染症と共に暮らす日々の中、様々な感染予防対策についての情報が発信されています。
そこで本日は、医療法人福涛会は歯科医院と言う観点からの感染症予防対策のひとつをお届けしようと思います。
新型コロナウイルスの感染が拡大してから、各種メディアでも取り上げられることもあり、既に目にされている方も多いのではないか?と思いますが、
口腔の健康・清潔と感染症には深い因果関係があると言われています。
過去には、お口の健康は全身の健康に影響を及ぼすと言うメタボリックドミノという考え方についても投稿していますので、参考にして下さい。
「風邪(感染症)の菌は口・鼻・目などの粘膜を通して体内に侵入する」
みなさんも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
特に「口から入ったばい菌は、口の中にあるだけでは感染しない。
のどの粘膜から体内に侵入して感染するから、感染する前にうがいなどをして取り除こう!」
こんな風に聞くことも多いかと思います。
厳密には風邪にも細菌性のものと、ウイルス性のものがあり、その感染過程は異なるようですが、口や鼻の粘膜から感染するという事には変わりがありません。
つまりは、口腔内を清潔にするという事が大変重要という事がわかります。
また以前から、口の中の虫歯菌・歯周病菌などの常在菌が肺に入ると肺炎を誘発する。ともいわれています。
一方、今流行している新型コロナウイルスは、感染すると肺の免疫が低下するそうです。
ではもし、その免疫が低下した状態の肺に、口の細菌が入ってしまうとどうなるでしょうか?
細菌とウイルスのダブルで肺炎を起こし、重篤化することが容易に想像できます。
これは回避すべきですね!
そこで、ぜひお薦めしたい口腔ケアは、歯磨きにプラスして「舌みがき」です。
舌磨きで新型コロナウイルス感染症を予防しよう!
とか、
舌みがきが新型コロナウイルス感染症を防ぐ!
などの情報を、メディアを通して見聞きする場面にも遭遇するようになりましたが、COVID-19感染予防になるかもしれない!と言うだけにとどまらず、舌磨きをすることのメリットはたくさんあります。
逆に言うと、舌みがきをしない時のリスクは多いという事。
但し、舌磨きはしない方がいいと言う様な情報もあるように、守るべき注意点もあります。
次回は、その舌磨きについての方法や、おすすめの舌ブラシをご紹介いたします。
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