水曜の朝9時になりました!
おはようございます!
医療法人福涛会ブログ担当のむしゃこです。
3月ももう半ばにさしかかりました。
少しずつ日中は暖かい日もあり春を感じますね。
また、卒園や卒業のシーズンが近づくこの時期、お子さんのおられる方は、成長を実感する機会が増えるのではないでしょうか?
そんな春休みを迎えるこの時期に、お子さんの歯の健康を守るため、乳歯について改めておさらいしてみましょう。
お話しを伺ったのは、お馴染み、医療法人福涛会平澤歯科医院の歯科衛生士 ちぃちゃんです⭐
乳歯の基本情報
乳歯は全部で20本あり、目安として2歳半くらいまでに生えそろいます。
ただし、これはあくまで一般的な目安なので、3歳ごろまでに生えそろわなくても心配しすぎる必要はありません。
もし4歳になっても生えてこない場合は、もともと、その歯がない「先天性欠如」の可能性があります。
その際は、レントゲンで確認することもできますのでご相談ください。
乳歯は虫歯になりやすい?
乳歯は永久歯に比べて歯の質が柔らかく、虫歯になりやすい特徴があります。
エナメル質(歯の表面の硬い部分)は大人の歯の半分ほどの厚さしかありません。
また、乳歯の虫歯は痛みを感じにくいため、気づいたときにはすでに進行していることも少なくありません。
そのため、2~3か月に1回の歯科定期検診をおすすめします。
乳歯の虫歯ができやすい場所
乳歯も大人の歯と同じように、虫歯が出来やすい場所は、歯と歯の間ですが、小さなお子さんは自分でデンタルフロスを使うのが難しいため、仕上げ磨きの際にデンタルフロスも取り入れてお手入れする事が理想的です。
また、小さいころから「歯磨き+デンタルフロス」をセットで習慣化すると、将来的に自分でそれらを使ったケアができるようになります。
乳歯の虫歯は白いことが多い?
虫歯=黒というイメージがあるかもしれませんが、子どもの虫歯は白っぽく見えることが多く目立ちにくい。
黒い虫歯は比較的ゆっくり進行しますが、白い虫歯は進行が早いため注意が必要です。
哺乳瓶カリエスとは?
哺乳瓶で長時間ミルクやスポーツドリンクなどを飲み続けると「哺乳瓶カリエス」と呼ばれる虫歯ができることがあります。
特に、上の前歯の歯と歯の境目にできやすいので、飲み方やタイミングには気をつけましょう。
*カリエスとは虫歯の事です。
お子さんの歯を虫歯から守るための注意点
1. おやつやジュースは時間を決める
「おやつを食べさせない」「ジュースを飲ませない」など、極端に制限する必要はありません。
ただし、ダラダラ食べ続けることを避けるのがポイントです。
特に、歯にくっつきやすいものや糖分の多いものは控えめにしましょう。
こちらのブログもご参照下さい☟
2. 歯科定期検診を受ける
子どもの虫歯は見分けがつきにくく、白い虫歯は初期段階であれば適切なケアによって元に戻ることもあります。
定期的に歯医者さんでチェックを受けることで、早めに対策ができます。
3. 正しいセルフケアを身につける
セルフケアはとても大切です。
当院ではフッ素入りの歯磨き粉の取り扱いは致しておりません。
代わりに100%食品由来の「アロベビー」をおすすめしています。

アロベビーの特徴
- 飲み込んでも安心
:食品成分のみで作られているので、小さなお子さんでも安心です。 - ほんのり甘いオレンジ味
:歯磨きを嫌がるお子さんでも、優しい味で楽しくケアができます。 - 歯の生え始めから使用OK
:フッ素・発泡剤・研磨剤を含まないため、赤ちゃんにも安心です。 - 歯科医療推奨メーカーとの共同開発
:キシリトールや乳酸菌を配合し、口腔環境を整えます。
アロベビーの詳細はこちら☟の過去記事でもご紹介していますのでご覧下さい。
春休みはお子さんの歯科定期検診を受けるのに適した時期です。
ぜひこの機会に歯のチェックをしてみてはいかがでしょうか?
ご来院は下記☟からお問い合わせの上、お越し下さい。