【 教えて歯科衛生士さん!歯周ポケットってなあに? 】
医療法人福涛会 「教えて!歯科衛生士さん」

先週のブログ
【お口の中の歯ブラシ以外のお掃除用具のご紹介 】の中で、


歯周ポケットについては、後日改めて、ここのブログでご説明いたします
とお約束していた通り、本日は歯周ポケットについてお知らせいたします。

歯周ポケット

歯と歯茎((はぐき)(歯肉(しにく))との間には溝がありますが、それを歯肉溝(しにくこう)と言います。
その溝の深さは、健康な状態であると1㎜~3㎜程度です。
この溝(歯肉溝)に、汚れや菌が溜まったままにすると炎症を引き起こします。
その炎症で、歯肉が腫れあがり、ポケットのように溝が深くなってできるのが、歯周ポケットです。

医療法人福涛会 歯肉溝と歯周ポケットについて

歯科医院で受診している際に「歯茎の検査をします」と言われ、歯と歯茎の周りを針のような器具でチクチク触られたことはないでしょうか?

この器具は「ポケット探針」「ポケットプローブ」と呼ばれ、先端には「1目盛り=3mm」の目盛りがついています。
この器具を歯周ポケットに入れて、その深さが何㎜か?を測ります。

医療法人福涛会 「ポケット探針」「ポケットプローブ」
「ポケット探針」「ポケットプローブ」先端は少し丸みを帯びています。

歯周ポケットの深さは、歯周病の度合いの判断基準になります。

3㎜以内:健康な歯肉 
4~5㎜:軽度歯周病 
6㎜以上:重度歯周病

6㎜以上の重度の歯周病になると、支えている歯槽骨(しそうこつ)(下の図をご参照下さい)が溶けてなくなっていると判断します。

医療法人福涛会 歯の周辺名称

また器具(プローブ)を抜いた際、出血していないか?も注意深く診ています。
出血があれば「炎症がある」と判断します。
ポケットの深さが浅くても、簡単に出血するようであれば、いずれ歯周病へ移行する可能性が大きいためです。

「メタボリックドミノ」についてご紹介した際に、口腔内の健康状態が全身の健康状態を良好に保つための基本であり、歯周病などで口腔内の健康が崩れると、メタボリックドミノがスタートすることに触れました。

現在のご自身の歯茎の状態が健康かどうか?
これを知り、適切なケアをすることで、歯周病になるリスクを減らすことができます。
つまり、全身の健康を保つための第一歩!

おおむね3か月に1回の定期的なメインテナンス(メンテナンス)(定期健診)にお忘れなくお越しください!
そして是非、ご自身の歯や歯茎の状態を歯科衛生士にご確認ください!

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