おはようございます☀
水曜日朝9時!
医療法人福涛会 ブログ担当のむしゃこです。
9月になりました。
9月の祝日は19(月)敬老の日。
23(金)秋分の日。
がありますが、今月はその敬老の日に関連する歯のお話をピックアップしたいと思います。
8020(はちまるにいまる)運動とは?
8020運動については、過去のブログ記事で少し触れた事もありますが☟
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動で、平成元年(1989年)に当時の厚生省と日本歯科医師会が提唱して始まりました。
以前は「一生自分の歯で食べよう」という標語がよく使われていましたが、これを「数値目標化」したものが8020運動です。
8020(はちまるにいまる)運動、なぜ20本なの?
ではなぜ、20本以上を保つことを推奨しているのか?
20本以上歯が残っていれば、硬い食品でもほぼ満足に噛むことが科学的にも明らかになっているからの様です。
8020運動が開始された当初「8020」を達成している高齢者は、75歳以上では10人に1人も満たない状況だった様子ですが、平成28年の調査では51%に達成していたそうです。
高齢者の歯の状態は良くなりつつある様子ですが、今もこの先も、高齢者の数は増え続けますので、適切なケアや定期的な検診等を活用しながら、歯を守っていく必要がありますね。
歯が生え始めるのはいつ?
まず最初に、乳歯が生後6ヶ月から8ヶ月頃に生え始めます。
乳歯は正中からA〜Eとアルファベットで表します。
本数は20本で、2歳6ヶ月から3歳くらいまでに生え揃います。
*正中などの専門用語については、こちら☟のブログで詳しく解説しています。
ご参照下さい。
そして、その後乳歯は永久歯に生え替わりますが、生え揃うのは大体15歳前後です。永久歯は正中から、1番〜8番と表されます。
その8番目の歯は親知らずです。
親知らずまで、全てが生え揃った場合、歯の本数は32本です。
出来る事なら、生えそろった歯は出来るだけ健康なまま維持したいですね。
それがまた、全身の健康を担保することにもなります。
ますます予防する事が重要だとお解りいただけるのではないでしょうか?
やはり、歯科定期検診、メインテナンス、必須です!
お忘れ無くお越し下さい😉