水曜日午前9時!
おはようございます。
医療法人福涛会のブロガーむしゃこです。
とうとう12月(師走)になってしまいました💦
今年1年何してたかな??🤔
本当に「あっ!という間」でした。
みなさんはいかがですか??
さて、本日は歯のホワイトニング特集4回目!
(1回目、2回目、3回目をまだご覧になっていない方は、覗いてみてくださいね😉)
ホワイトニングの後戻りとホワイトニングの持続期間について取り上げてみます。
💎ホワイトニングの後戻りが起こる理由💎
ホワイトニングの後戻りとは、白くした歯が、時間の経過と共に、元の色に戻ってしまうことを言います。
ホワイトニングは、歯のエナメル質の構造を変化させて歯の色を白く見せています。
しかしエナメル質は、脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)を繰り返しているため、この再石灰化の作用の過程で色調も戻ってしまいます。
なお、
👉 脱灰(だっかい)は、食事などにより口腔内が酸性に傾き、歯のエナメル質からリンやカルシウムが溶け出すこと。
👉 再石灰化(さいせっかいか)は、酸性に傾いた口腔内が徐々に元に戻った後、唾液の中のリンやカルシウムが、歯の表面のエナメル質に戻ることです。
💎ホワイトニングの持続期間💎
・オフィスホワイトニングの持続期間は、約3ヶ月〜6ヶ月
・ホームホワイトニングの持続期間は、1年~2年
オフィスホワイトングは、高濃度の薬剤を使用するため、ホームホワイトニングよりも短時間で効果を感じられるようになりますが、後戻りも早く起こります。
逆に、ホームホワイトニングのように、じっくり時間をかけて薬剤を浸透させると、効果が感じられるようになるまで時間がかかりますが、後戻りが遅くなります。
💎ホワイトニング後の注意点💎
オフィスホワイトニングを受けた場合は、その後24時間。
ホームホワイトニングを行った場合は、その後12時間。
歯に色が着色しやすい食べ物や飲み物は控える必要があります。
着色しやすい食品の一例をあげると、ソース、ケチャップ、醤油などの調味料や、赤ワイン、色の濃いあめなど、舌に色がついてしまうような食品です。
以上、後戻りという観点から、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを比較してみました。
皆様のニーズに合わせ、オフィスホワイトニングにするのか?
ホームホワイトニングにするのか?
それとも両方を選ぶのか?
その際の参考にしていただければ幸いです。
なにか不明なことがありましたら、ご来院の上ぜひお問い合わせ、ご相談ください。
*この記事は医療法人福涛会理事長、歯科医師、平澤裕之が監修しています。